杉山信二4月1日1 分不分離型のモルダムエース打設水中で分離しないモルダムエースSタイプを使用して護岸の石積みを補強しています。 写真は注入の水中の確認部分からオーバーフローした不分離型のモルダムエースSタイプが見えています。 下段部分に不分離型のモルダムエースSタイプを注入した後、上段部に通常のモルダムエースを注入します...
杉山信二2月18日4 分危険な空石積みとモルダム工法の必要性古くから伝わる石積みの技術は素晴らしいものです。 その技術の粋を集めたものがお城の石垣ではないでしょうか。 築造から数百年の年月を経過しても多くの石垣が残っているのですから驚くばかりです。 石積みは色々な積み方があるのですが、基本的な構造を見ると上の模式図の様に大きな積石の...
杉山信二2月16日1 分ピンポイント接着補強空積みの間知ブロック積擁壁をピンポイント接着補強で施工した工事の事例です。 今の工事ではあり得ませんが空積みの間知ブロック積擁壁が存在します。 施工した現場は水抜きパイプも入れられていなかったこともありピンポイント接着補強を採用しました。...
杉山信二2月16日1 分記念碑接着補強文化財の記念碑を接着補強しました。 植物が繁茂すると傷んだ状態が分かりません。 植物を除去すると大きな亀裂が確認できました。 植物を焼却して高圧洗浄で付着物を除去します。 下地処理を行った後でモルダムエースの注入です。 表面は塗装を行うことで補強部分が目立たないようにしまし...
杉山信二2月15日1 分ピンポイント接着補強目地の隙間がない石積みの対策工法です。 先日書いた「目地の隙間が狭い石積補強」と同じ方法ですが、コアドリルではなく「角はつり」で対応した施工方法となります。 布積みで積まれた積石の右上を基準として注入口を造りました。 ジャミング転移のないモルダムエースならではの方法です。...
杉山信二1月26日3 分水抜き加工シートと遮壁層モルダム工法の特徴でもある「排水機能」について書いてみたいと思います。 現在の擁壁の基準では、3㎡に1箇所φ75mmの水抜きパイプが必要です。 しかし、既存の石積み擁壁は水抜きパイプが入るほどの広い目地のあるものは少なく、仮にφ50mmの水抜きパイプを設置しようとした場合で...
杉山信二1月25日1 分目地の隙間が狭い石積みの補強目地の隙間がないような石積みにもモルダム工法は施工可能です。 外径20mmしかない注入ホースでも注入可能な流動性があるためです。 グラウトやモルタルでは流動性を良くしようとした場合、充填剤そのものが重力に逆らえずに沈下してしまうのです。...
杉山信二1月25日1 分目地部の着色景観を重視して目地部を着色する場合があります。 施工は通常のモルダム工法として施工して、後に着色する方法です。 充填材に着色料を混ぜることも可能なのですが、若干の色むらが懸念されるため後の着色塗装の方が良いかも知れません。...
杉山信二1月25日1 分水中打設可能な充填剤(Sタイプ)潮位などにより水替えができない場合があることなどから水中打設が可能な充填剤も開発しました。 様々な実験を行って開発された不分離型のモルダムエースSタイプです。 限られた施工条件の場所でも活躍できる材料だと思っています。