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通路の膨らんだ石積接着補強工事

  • 執筆者の写真: 杉山信二
    杉山信二
  • 2022年4月28日
  • 読了時間: 1分

玄関へのアプローチ側面にある石積みが膨らんで危険な状態で、「降雨時には怖くて前を通ることが出来ない」とのご相談を頂いて施工した現場です。





間詰めの材料は三和土(タタキ)であり、ボロボロの状態でした。





危険な状態であるため、部分的に間詰め材を除去してモルダム(石積専用接着剤)を先行注入します。

これは施工中に石積みが崩壊することがないように安全を考慮した施工方法です。

先行注入したモルダムが硬化した後に残りの付着物(三和土等)を除去します。





次に水が確実に抜けるように水抜き加工シートを設置します。その際に水抜き加工シートの先端をモルダムの注入によって閉塞しないように、先端の手前部分に発砲ウレタンで遮壁層を作って先端(水の通り道)を守ります。

排水機能は石積みにとって重要な機能であるため、確実に水が抜ける状態にすることが必要です。





下地処理工、モルダムの本注入を行って表面は刷毛引きで仕上げます。





モルダム工法は、石積専用接着剤を使用することで高い接着力と強い圧縮強度で積まれた石を一枚岩のように一体化する工法です。



モルダム工法で接着補強したことにより安全な状態にすることが出来た2016年施工の民間工事の施工例です。

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