空積みの間知ブロック積擁壁をピンポイント接着補強で施工した工事の事例です。
今の工事ではあり得ませんが空積みの間知ブロック積擁壁が存在します。
施工した現場は水抜きパイプも入れられていなかったこともありピンポイント接着補強を採用しました。
ピンポイント接着補強は先のブログと同じですが、ここで判りやすく説明させて頂くと写真の赤丸部分にモルダムエースを注入して未注入の部分(青線部)を水抜き部分にする考え方です。
この方法はモルダムエースの特性があって初めて可能となります。
注入口は間知ブロックの四隅の一ヶ所に決めて作ります。
角部は容易に削ることが可能です。
下地処理を行ってからモルダムエースで空積みの間知ブロック積擁壁を接着補強しました。
2016年に施工した公共工事の施工例です。
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