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  • 執筆者の写真杉山信二

目違い(こけ込み)のある石積みの接着補強


積石が奥にずれる「こけ込み」があり、このままでは噛み合いが悪く補修が必要な状態であるためモルダム工法で接着補強しました。




目地の開きのない場所は注入口を作ります。




注入補強の場合は水抜きが重要になるためモルダム工法では確実に水が抜ける構造の「水抜き加工シート」を1㎡当り1箇所設置します。




下地処理を行った後に柔軟なホースタイプのノズルを使用して注入口より狙った部分にモルダムを注入します。




今回は石積み洗浄サービスも実施しました。





比較するときれいになったことが良く判ります。




目違い(こけ込み)のある花崗岩の石積みを接着補強した民間工事の施工例です。

※施工は上段の石積みのみ

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