モルダム工法の足場とプラントヤード
- 杉山信二
- 5月8日
- 読了時間: 1分

現在、福岡市内において護岸の石積み補強工事をモルダム工法で行っています。
最近、足場の設置方法やプラントヤードのご質問を多く頂きますので、今回の現場の写真にてご説明いたします。
この現場は、上部の道路は交通量が多く、歩道も狭いためプラントヤードは全て足場の上としています。


施工性を考慮して石積みと足場は少し離れた状態で設置します。

施工箇所から近い位置に今回は1m×4m程度の張り出し部分を数ヵ所作りました。


その張り出し部分に水や発電機、ミキサーやポンプ等に分けて設置し、工事の進捗に合わせてプラントを移動します。

材料も置く必要がありますのでもう少し広い方が良いでしょう。

モルダムは粘着力の強い材料ですので、通常注入ホースは15m以内のものを使用することになるため、ホースの届く範囲内でプラントヤードを設置すれば施工が可能となります。

モルダム工法は、狭いスペースにプラントが設置できるため、大規模な足場工がなくても施工が可能な工法です。
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