• 杉山信二

砂岩の石積みの補強工事

更新日:1月28日






砂岩の風化部を高圧洗浄で剝ぎ取った後に接着補強した民間工事の施工例です。


北九州市周辺に多い砂岩(俗称折尾石)の積石で築造された石積み擁壁です。

砂岩は加工しやすく安価であることから多く使用されてきましたが、花崗岩(御影石)などとは比較にならない程に風化する速度が早い石です。

乾燥に弱く積石の表面から風化するため、瘡蓋(かさぶた)が剥がれるように薄い風化部が剥がれ落ちます。

石積みの内部は地山側であるためある程度の湿気があることから風化は殆ど確認できない状況なのですが、表面からの風化が進行した場合、合端(目地付近の積石の接合面)部分まで破壊されて石積みが崩壊に至ることになります。 石積み全体の風化を防止するにはモルタル(金網併用)で全体を覆う工事も必要となりますが、崩壊の危険性がある状態ならば合端を含めて内部から固める必要がでてきます。

砂岩の石積みは早めに対応する必要がある厄介な石積みです。

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