top of page
執筆者の写真杉山信二

擁壁と宅地舗装の補修工事


動いた擁壁と宅地舗装の補修工事を行いました。




擁壁を設置した時の地盤処理に問題があった可能性がある現場なのですが、上部に家屋が建築されているため抜本的な対策が難しい現場です。




擁壁が動いたことに伴って雨樋の流末部分の塩ビ管も割れていたことも進行の原因と考えられます。




アスファルトを撤去している状況です。




桝の高さを調整しました。




割れた塩ビ管はすべて取り替えます。




緩んでいた擁壁の盛り土部分はランマーで念入りに締固めます。




表面処理は張りコンクリートとして擁壁内部に雨水が入り込まない水勾配を付けました。




ワイヤメッシュがコンクリートの中心部分になるように調整しながら生コンクリートを打設します。




擁壁の動きの原因の大半は雨水等の水であるため、コンクリート舗装によって遮水して発生源対策を行いました。





動いて割れた擁壁は差筋アンカーと断面修復によって補修しました。



抜本的な対策ができない状況でしたが、発生源対策と緩んだ部分の補修によってその動きを抑制することは可能と言えるでしょう。

閲覧数:774回0件のコメント

最新記事

すべて表示

Comments


bottom of page