② 増し積み擁壁
石積みやコンクリート擁壁などの上にブロック塀などによって土留め壁として積み上げた擁壁です。上段に追加された擁壁や土砂が下段の擁壁の負担となることやジョイント部分の強度不足などにより崩壊に至る場合があります。
③ 2段擁壁
上部の擁壁と下部の擁壁を近接して設置した擁壁です。
上部の擁壁が下部の擁壁に影響のない位置に設置できれば良いのですが、影響する位置(土質により変わります)に設置した場合は下部擁壁の押し出しや上部の擁壁の沈下などの変状を伴って崩壊に至る場合があります。
④ 張出し床版付き擁壁
擁壁の上部に土地の有効面積を増やすために取り付けられた張出し床版(スラブ)のある擁壁です。
床版の重さが下部の擁壁の負担となることはもちろん、古い擁壁では床版そのものの劣化によって爆裂(鉄筋の腐食に伴って表面コンクリートが剥がれる)するものも多くあり、劣化が進行しているものでは床版の落下が懸念されるものも多くあります。