空洞ブロックの土留め壁は危険と隣り合わせです。
この現場はブロック4段分に土砂を載せた状況で水抜きパイプもありません。
空洞ブロックは大きく湾曲して隣地の倉庫付近に土砂が流れ出していた状態のものをブルーシートで養生しています。
しかし大切なのは発生源対策です。
雨樋の水は家屋の降雨を集めて流れるため適切な流末の処理を行わなければなりません。
倒壊する危険が高い空洞ブロックの土留め壁はサポートで抑えます。
全てが人力となり大変な現場でしたが危険な部分を撤去することが出来ました。
新たに築造したのは国交省が土留め壁として認可しているCP型枠ブロック擁壁です。
宅地の発生源対策を適切に行って災害復旧工事は完了しました。
2016年に施工した民間工事の災害復旧工事の施工例です。
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