かなり高さのある砂岩の石積みを調査しています。
石積みの高さが非常に高く、危険性もその高さに比例して高くなるため、コアドリルを使用して内部の状態も確認しています。
対象面積はかなり広いためコアドリルを使用した削孔箇所は20箇所ほど行っているのですが、今のところ胴込めや裏込めコンクリートも適切な状態のものが確認されています。
古い石積みでは空積みが多く、また、練積みを行っている場合でもコンクリートを強度を増すためというよりも積み上げる手段として少量しか使用していない不安定なものが多いのですが、この現場はしっかりした施工管理が行われていたようです。
しかし、積石は問題の砂岩です。
少なくとも風化防止の処置は早い段階で必要だと考えます。
ここまでの調査では流石に費用が発生しますが、個人住宅の簡易的な調査は基本的に弊社の擁壁診断士が無料で行っていますのでお気軽にご相談ください。
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