「膨らみ」「せり出し」などかなり大きな変状のある護岸の石積みをモルダム工法で接着補強しました。
膨らむことで石積みの上部に大きな空隙ができて上部のスラブを支持できない状態となっていました。
深い部分については地上より上部を剥ぎ取り生コンを流し込むのですが、石積み部分はモルダム工法で接着補強します。
海水の影響の少ない上部はモルダムエースを注入しました。
潮位により注入時や注入後に水没する部分は不分離のモルダムエース(Sタイプ)を使用しました。
不分離型のモルダムエース(Sタイプ)を使用することで潮位の影響がある護岸の石積みも接着補強することが可能となりました。
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