注入量の算出は施工面積×奥行(平均空隙厚)×注入率となります。
特に注入率については状況に合わせた経験値を基準に想定していたのですが、それらの根拠を明確にするため設定の基準を設けましたので報告いたします。
算出式は上記2-1の通りとなります。
測定は地山もしくは裏込め材から表側は計画高となる注入剤の天端までの深さを計測します。
面積に応じた箇所数の平均値が空隙厚(T)となります。
注入率は上の図-2のように1m四方の測定範囲から赤線上の目地部分の長さを合計測して200㎝で除した値が測定1箇所当りの注入率となります。
記載している通り目地幅が視認できない場合は一律4cmです。
玉石、雑石積みの目地幅はⅱの通りです。
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