護岸の一部の石積みが崩落したため緊急的に工事を行った現場です。
現場は北九州市の台所と呼ばれる旦過市場対岸の石積みです。
崩壊は一部でしたが残存する石積みの状態も非常に悪いものでした。
垂直に近い状態で積まれているのですが、練積み部分と空積み部分が入り混じった状態で、内部も浸食したように空隙が極端に広い箇所もあり危険状態です。
潮位の影響を受ける場所なので実際の施工は大変でしたが無事に接着補強が出来た公共工事の施工例です。
2014年の工事ですが、接着補強した石積みは崩壊することなく旦過市場の護岸擁壁として現在も機能しています。
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