建築確認申請時でよく問題になるのが崖問題です。
安定した状態を保っているように見えてもそれを立証しなければ家屋は建てられません。
特に自然石の石積み擁壁がある場所は厳しいようです。
基本的に確認申請の図面には崖に対して「安全上支障なし」の建築士の文言が必要となります。
合わせて構造図、展開図、横断図、安定計算書などが必要となるでしょう。
この現場では安定解析の結果、吹付法枠工の150タイプで斜面を抑えました。
下段の石積みも同時に抑えることが重要になります。
確認申請がなかなか通らなかった現場に弊社が対応して許可された2018年施工の民間工事の施工例です。
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