杉山信二2022年3月11日1 分石積みの災害復旧工事豪雨により崩壊した石積みです。 現場検証を行った結果、宅地に降った雨だけでなく家屋に降った雨も雨樋を通じて庭に放流されていました。 流末処理ができていないために崩壊した現場は多くあります。 この現場は残念ながら家屋を解体して崖を安息角に切り取る工事となりました。...
杉山信二2022年2月15日1 分建築確認申請での崖問題建築確認申請時でよく問題になるのが崖問題です。 安定した状態を保っているように見えてもそれを立証しなければ家屋は建てられません。 特に自然石の石積み擁壁がある場所は厳しいようです。 基本的に確認申請の図面には崖に対して「安全上支障なし」の建築士の文言が必要となります。...
杉山信二2022年2月15日1 分不適切な擁壁の災害土留め壁が大きく傾いて崩落する危険性が非常に高い現場です。 擁壁だけでなく家屋が沈下して傾いていました。 既存の擁壁の上部に空洞ブロックと間知ブロック積擁壁を増し積みして土地を広げています。 さらに家屋を載せているため擁壁が耐えられずに豪雨と共に大きく動いてしまいました。...
杉山信二2022年2月12日2 分砂岩の石積み災害復旧工事砂岩(俗称折尾石)の災害現場です。 風化する砂岩の積石は風化の進行に伴い表面だけでなく合端部分が割れはじめ、次第に強度不足となって積石そのものの重さに耐えられなくなります。 この現場では家屋が沈下したため後打ち施工で鋼管杭を打設した時に石積みにせり出しが見られたと聞きました...
杉山信二2022年2月10日2 分石積み災害復旧工事花崗岩の積石を6.5mまで積み上げた石積みの崩壊現場です。 (HPに採用させて頂いている写真の現場です) 宅地内排水の状態が悪く大雨によって石積みの背面土砂が飽和状態になって崩壊しました。 地質的には堆積岩で谷底平野・山間盆地・河川・海岸平野堆積物の分布する地域となっていま...
杉山信二2022年2月4日2 分斜面から動いた危険な石積みゲリラ豪雨によって斜面が動いた現場です。 石積みは背面からの応力で大きく押されて直立している状態です。 動いた斜面の下には新築の住宅があって危険な状態です。 法肩部の道路にはテンションクラックが確認されました。 現地調査を行った際に周辺状況を確認すると、山側の隣地に降り続い...
杉山信二2022年2月2日1 分がけ条例を考慮した斜面安定工事近年多く発生するゲリラ豪雨により一部が崩壊した斜面です。 周辺斜面の法肩には複数のテンションクラックが確認されました。 ご検討いただいた結果、がけ条例によって建築確認が取れないこの土地を有効利用できることと、これから起こりうる災害を防除することの双方を考慮して斜面安定工事を...